2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

村上春樹とスプリングスティーン。

村上春樹がスプリングスティーンについて、これほど明るくかつ執心だったとは驚きだ。アメリカという国に対してつねに一定の距離感を保っているだけあって、ブルースの存在程度は気に留めているだろうとは思っていたが、『意味がなければスイングはない』の…

くるりの『NIKKI』。

残念ながら、くるりは、ぼくの蝕から少しズレてしまったようだ。いやそんなことはない、と思って、『NIKKI』を昼夜問わず、移動時間も含めて聞き込んでいるんだけれど、どうもピンとこない。昨晩もベッドで寝音として聞いていたが、少しいらいらしてきたので…

ボロボロにしたいPB。

ペーパーバックってのは、そもそも店頭に並んでいる時点でボロボロになっているわけだが、それゆえに、買った後でも、気軽に乱暴に扱うことへの抵抗がなく、気がついたらもっとボロボロになってしまって、それがまた良い味になっていたりする。丸めてコート…

このweblogについて。

スイッチング・コストを障壁に!という言い方はあるけれど、スイッチング・タイムが障壁、という言い方も許してもらえるだろうか。じつは、もう半年以上も前から、はてなへのBLOGの移管を検討しているのですが、どうも、スイッチングのため手間がとれなくて…

BURUTS、早稲田文学。

例によってテーマ名と体裁だけに衒われて「BRUTUS」恒例の映画特集を買ってしまったわけだが、確かに着眼的は面白くて、たとえば浅野忠信がチンギスハンとなる映画『MONGOL』を撮っているなんて知らなかったし、ソフィア・コッポラの『マリー・アントワネッ…