『また会う日まで』 ジョン・アーヴィング/小川高義訳(新潮社)
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悪漢と密偵より
いしいしんじによるとバウンドプルーフで上巻五百数十頁、下巻五百数十頁。唐突に、もの凄いボリウムのやつがでる。まあいつもどおりといえばいつもどおりだけれど。スケジュールに織り込んでスペースを無理やりあけておかねばならない。ところで、『また会う日まで』って。輝じいさんが、柴崎友香の小説を評してタイトルが安易すぎる、って怒っていたな。原題は"Until I Find You"で、まあそのままなので、輝にしてみればこれも怒りの対象だよね。